02 2着目はえらい、けど2着はえらくない



前回の続きみたいなもの。


最終的に 2 着に滑り込めようものならそりゃうれしいんですが、あまりにも 3 着がえらすぎるので、 2 着という結果にこだわりすぎる必要はまったくありません。


特に、トップが独走して「 2 着か 3 着か 4 着か…」みたいな展開で 2 着確保のため過剰に突っ込むことは、通常時のトップラス麻雀よりもいくらかアホくさい行為といえます。


『オーラスで親がダントツ、以下 3 人は競ってて自分は 2 着目』


こんな展開でラス目と 3000 点(もしくは 3100 点)以上の差あれば、放銃しない限りはまずラス落ちしません。普段気にしたりしなかったりだと思いますが、確かなんですよねこれ。
オーラス 2 着目、なんて素晴らしいんでしょう。


なので、この場合はいつでもオリが可能な体勢をとっておくと気が楽です。


リーチに対してオリることはそう難しくありません。
いざリーチを受けたならば通りそうな牌を切るだけだし、その前段階として「今あの人にリーチされたらアンパイ 1 枚しかないよ〜」みたいな状況を作らないように気を付けていれば、当面は安心です。


ただ、対ダマや対フーロはそうもいかないので、ダマや仕掛けへの引き加減が分からないという人はもう配牌からオリたっていいとも思います。
 2 〜 4 着を 1 回ずつ取るよりは、 3 着ばかり 3 回取るほうが優秀。それが天鳳ってもんですし。


上のようなケースでは親も配牌オリに近いことをしてくれる場合が多いので、オリようと思えばわりと楽なんですよ。
逆に親がごく普通の河であれば、捨牌の違和感を度外視すればダマを最も警戒すべき相手は親になっちゃいます。テンパイした時に一番曲げる理由がないから。


んー、単発なのか連載なのかハッキリしない。
「それでもオーラス 2 着目から前に出たい!」
という場合の注意点だとか、次はそういったところになりそうです。