00 何がしたいんだか



天鳳(のラス回避重視系赤アリ東風順位戦)のセオリーのようなものは、まだ確立されていません。
いろいろと原因があるのでしょうが、ひとつはアレです。


天鳳で高段位になれるような人、すなわち左 4 をある程度攻略済の人は、そのノウハウを他人のためにまとめるなどということをせず、自分のためだけに打ち続けるタイプである可能性が高い」


冗談でもなんでもありません。
高段位に上り詰めるにはとにかく試合数が必要なので、天鳳(で採用されている特殊ルール)の歴史が浅い今の段階では、まぁ当たり前っちゃ当たり前の話です。


特定の人に向けてちょっとしたアドバイスをする機会はあっても、万人向けの本格的なものをまとめるには労力が必要で、それに取り組むことで打てる回数は確実に少なくなるでしょう。
そうするともうその時点で、「オレは人に教えられるぐらい天鳳攻略のためにベストを尽くしている」と言える状態ではなくなってしまうんです。なんてこったい。


国立君が挑戦しているようですが、そんなわけでどうか温かく見守ってあげてください。
僕も個人的にはそりゃ、ものすごく興味がありますけど。


ということで…


『数だけは打って天鳳を一旦は理解したつもりになった人が、いろいろあって今は鬼打ちとかできないし、自分で当時のことを思い出していくためにもなんとかしてみよう。鳳凰卓で打ったことないけど』


こんな感じで時々書いてみることにしました。
エラそうなカテゴリタイトルになってしまっていますが、「七段は工夫次第で意外になんとかなる」というのを、麻雀の戦術という基本からはちょっとかけ離れた部分に絞って伝えていければなと思います。


第 1 回が始まる前に最終回もあるよ!