第一部終章と第二部序章



鳳凰卓が稼動した以上、クドー垢に固執する理由はなくなりました。
一定数の特上成績・段位・レーティング(算出基準こそ変わらないものの、高 R 同士の対戦が容易に実現するようになる)、いずれも価値が一変することは必至で、それまでに残してきたデータは重要な意味を持たなくなったためです。


 2008/3/4 の R 制限以前の特上成績が語られなくなったように、特上そのものの成績がなんの参考にもならなくなる時代はきっと訪れます。(既にかな?)
特上平均 2.35 と鳳凰平均 2.40 などの単純比較もできず、やがて鳳凰卓の動向にしか興味を持たれなくなることでしょう。


そしてそれ以上に大きかったのが、『過去の自分よりも成長した』という実感をデータから得られる機会を失ったことです。





末期はもはや他人との比較などという興味もなくて、いかに自分が納得できる数字を出せるかだけを考えて打っていました。(成績も打牌選択も一般的に強いなどと認めらるであろうものとは到底かけ離れていたが、当時の僕にとっては麻雀=天鳳だったために、極端な方向に進むことへの自己満足的な希望を見出し、また終着点に近付きつつあった)


もしこれからの特上で何かしらの項目において上回ることがあっても、「特上のレベルが下がったから」という一言で片付けられるので、もう過去の自分と戦うことはできません。


と、ここまでは 2/20 以前に考えていたことです。
個人的に受け入れ難かろうが、鳳凰卓の稼動というのは天鳳的には当然前進なわけですし、強豪が揃う舞台へのちょっとした興味もありました。
そこでひとまず、ベストの条件が揃った日に特上で久々の鬼打ちしてみたら…感じたことは、おおよそひとつ前の記事の通りでした。


その日の成績自体は悪くなかったんです。でもそれは麻雀名物の『ド短期における偶然』であって、中身がもうダメ。たった数ヶ月なのに。
一人麻雀としてすら思うようにはいきませんでした。半ば予想はしていつつも、やはりショックです。


「今回また天鳳と付き合おうとは決めたけど、どうせ鳳凰未経験で資格なしという同じ条件から始めるなら、パンニャーで修行積んでからでよくね?
クドーで確変きて R40 も上がれば鳳凰卓の資格は得られるけど、こんな雑魚が混じる鳳凰卓とか当初望んだ舞台じゃないわけだし。
それに上がろうが下がろうが特上で打った瞬間に失うものはそれなりにあるよ?」


という自問自答の結果、元の垢のほうを保存にすることになりました。長く使ってきたHNではなく、天鳳でIDを作る際に適当に決めただけなので、こだわりなどもありません。
特上まで遊ばさせてもらった以上はどのアカウントを消されるわけにもいかないので、ことあるごとに打ちますが。


これからは平均順位重視でやってみるとかそういう話でもないのですが、これを機に今度はもう少し別の楽しみ方・取り組み方をしたいと思っています。


そして願わくば、過去の自分といずれまた戦ってみたい。
自分自身の手によって再現できる気はまったくしないので、誰かクローンみたいな打ち手が現れてくれないかな(/ω・\)